レッツトゥギャザーしようぜと人は言うさね。
それは、どこぞのおじさんがちょい英語使ってくれよ
と宣伝して言ってるヤツではなく・・・・だ。
「やはり、あたし帰ります!レッツトゥギャザーは
出来そうにないので然らば帰ってやることが・・」
よっちゃんがこの間のお礼と題してくれたサボテンの
マッスルがこの只ならぬ雰囲気を察してビクビクしている。
よっちゃんのプレゼントらしい。
何故、サボテンか。
このヘタレにしては洒落たものをプレゼントしおって
とお思いの方多々おられよう。
しかし、彼の実家はなんとお花屋さん。
意外なところ洒落ていたのだね。
益々、よっちゃんの家に行きたくなった!
「黙って、美男と百瀬に遊んで貰ってろ。」
「なっ!!あたしペッとではないですが!!
今後失礼なことを言うならば人権侵害で
訴えますからね。」
慶詩のばっきゃろうめ!法廷で争ってあたしに
勝とうだなんて思わないことね。
と言いながらも、サボテンと2ショットの写真を
よっちゃんに撮ってもらう。
「日和ちゃ~ん、だったら俺が相手を・・・」
「てめぇーは今からやることあんだろうが。」
慶詩にボンボン叩かれてセットが台無しじゃないか
とプンスカ怒ってる人が居る。
それは今日の客人というわけだが・・・何とも
彼が数人引き連れたお友達はとてもだがイケメン
とは言い難いマッチョだけど・・・田中とマコ
君は何か変装して変なカツラつけてる。
「じゃあ、何故サユとお散歩デートさせて
くれないのよさ!!」
※サユは今クルミちゃんと彩乃ちゃんと食べ物を
買いに行ってます。
あたしがサユと食べ物買いに行くって言ったら
駄目だとか言い出して意味が分からん!
「けしからんぞ!」
「日和ちゃん、落ち着いて。お腹空いたなら
冷凍庫に冷凍食品が・・・」
馨君、冷凍食品があることにビックリだよ。
そんなものがあったんだ!
じゃなくてさ、あたしの存在意義を出来るだけ
細かく・・・出来れば作文用紙20枚までに
収めて教えてくれないかい?