コミュニケーションは難しいものだ。
あたしには不得意分野なものの一つだ。
何でも出来るわけじゃない。
あたしはロボットでも人形でもない。
ただの人間なんだから欠点の1つや
2つあっても可笑しくないものだ。
泳ぐことが苦手な他にあたしの欠点と
言ったら、この無表情な顔とコミュニケーション
能力の低さだと思われる。
しかし、それも少しずつ身につけて言ってる。
4月から比べたら段違いであるはずだ。
それだからって、人間急には変われない。
兄ちゃんのように動物にも人間にも
好かれるような人になりたいと何度思ったことだろう。
やっぱり、この無愛想なポーカーフェイスは
あたしの最大の欠点だ。
弱気になるな、日和!と自分に喝を入れても
この欠点はいつになったら良くなるのか。
兄ちゃんだって、お兄ちゃんだって
あたしのようなポーカーフェイス無表情さん
ではないのに、、どうしてあたしだけ・・・。
そして、この結論に辿りつくといつも顳かみを
抑えないといけないほど頭が痛くなる。
駄目だって、危険信号が発令されたような
多分これ以上は危険なんだろう。
何か、違う扉の前に立つと人は期待と
不安によって立ち止まるんだ。
それが、あたしの場合入るなって危険信号
を発していつも立ち止て進められない。
一体、あたしは何に怯えてるんだ?
それは、幼い記憶が全て抜け落ちている
ことに関係するものなのか?
可笑しいことではない。小さい頃の自分
なんて覚えてる人の方が少ないだろう。
だけど、何故か恐ろしくなる。
何か大事なものを落としてしまったような
そんな気さえするんだ。
顳かみを抑えながら、ゲームオーバーの
字を見て落胆した。
フライドポテトでも食べ過ぎたかな。
飲み物でも買ってくるべきかなと思って、
ベンチから立ち上がった。

