選ばれし者



目の前にいるのは、
『石春蘭馬』だった。


梨「何?どっかいってよ。」

蘭「おーおー、冷たいなー。」

おどけたように話す石春蘭馬。
コイツは何するかわかんないから、要注意人物。
現に、一回拉致られてるし・・・。


蘭「そんな警戒しなくったっていーじゃねーかよ。・・・っていっても無理そうだな。」


そうやら、猫かぶり用の紳士キャラは捨てたようだ。


梨「ようがないのに気安く話しかけるな。」

蘭「おっかないなー。ま、今日は勧誘しに来ただけだからさ。」

梨「・・・勧誘・・・??」


蘭「そ、俺等の組織に。」



梨「どういうこと・・・?」



蘭「『黒城』にはいんねーかってこと。」


梨「はいるわけ・・・「ふーん・・・。いいんだ、こいつらどーなっても。」

言葉を遮られてすこしムッとしたが、それ以上に衝撃的な写真をみせられた。

梨「!!?なんでっ!!」


その画像には、ボロボロになって横たわり、手足を縛られた
結城、龍一、和也が写っていた。


梨「・・・嘘・・・。」


蘭「こいつらがどーなるかは、お前次第。今日の7時に一人で、黒城倉庫にこい。」


ニタリと気味悪く笑うと、石春蘭馬はどこかへ消えた。