【完】姫桜〜君の隣で花を咲かす〜

目に涙を浮かべて、今にも泣きそうな優実。


そんな優実が可愛くて、思わず笑ってしまった。


「なんで…笑うの?」


キュッと唇を噛み締める優実に、あたしは謝った。


「ごめんごめん。優実が可愛くてつい…」


「もう…!!」


「そっか〜。優実も聖夜にね〜…」


「美桜、何でかわかるの??」


キョトンと子供のようにあたしを見つめる優実。


全く…どこまで鈍感なんだ!!


「うん、わかるよ」


「どうして!?」