【 腐りかけのteenager  】

私は気付いたらリョウ君の腕の中に居た。

軽々とお姫様抱っこをして、部屋を出て行った。

歩くたびに伝わる振動が、とても心地よかった( ´ー`)

リュウ君は私を隣の部屋に運び、そっとベッドに寝かせてくれた。

私はそっと目を開いた―

「なんだ、起きてたの?」

「うん…。ゴメン。腕の中が居心地良くて、つい甘えちゃった…。」

お酒の力なのか、私は心に思った事をそのまま口に出していた。

言いたい事が素直に言えるっていいなって思った。

その瞬間―