(気持ちだって同じじゃない?

目で見たり、触れたり、確かめたりはできないけど、確かに存在してただろう?

気持ちは間違いなく"在った"よね)


あんずの目に溜まった涙は、きれいにこぼれ落ちる。


(泣かないで。

世界中のすべての人があんずの敵だったとしても、

ぼくだけはいつだってあんずの味方だから。

忘れないで。

いつの日も、すぐそばにぼくがいること)