雨なんかじゃないね。

これはキミの、暖かい涙。

ぼくが舐めてあげてた涙だ。



キミはぼくの大事な、

たった一人の女の子。



……あんず。




やっと、記憶のピースが見つかった。



ぼくはここに、戻ってきた。


あんずに想いを伝えるために。


……さよならを言うために。