数日後 「倉木さん 職員室まで来て下さい」 放送がかかった。 「わっ!!!ついに来た!!! あたし言ってくるね」 「がんばれー」 みんなに送られ教室を出る。 トントン 「失礼します」 担任の先生の前へと歩いた。 「倉木 これを自分の目で確認しなさい」 ゲッ… 渡された封筒にハサミを入れようとするが、手が震える。 モタモタするあたしに先生が 「もー…貸して!」 と 取り上げた。 「だったら始めから先生が開けてよね」 あたしが 嫌みを言ってる瞬間に一枚の紙を封筒から出した。