荷物は佳幸の車に乗せ換えたのこと・・・


「お前な~ 久々に会うのに冷たすぎるぞ!」


「なんで?」


佳幸が言うと嫌な気分になる。


「そろそろあいつの性格わかれよ!
今頃泣いてんじゃないのかな?」


「泣くって・・・別に泣くようなことないんじゃない?」


「メアリーだよ あれはかなりきてるね」


「なんで!平気だって言ったんだよ!
オレだって少しはヤキモチ妬いてくれるかと思ってたけどね」


「はぁ・・・・・・」


佳幸の野郎 思いっきりため息つきやがった。


「知らないからな
沙弥って結構もてるんだぞ お京から聞いたんだけど 会社の人とか言われるらしいぞ」


「マジか・・・」


「変わっただろう?沙弥って」


確かに…綺麗になった 空港でドキッとして メアリー居なかったら抱きしめてるよ。