「あ、すみません…ご無礼を」



慌てて謝ると




「わかった…もう愛しているって言わないよ、古都ちゃん以外には」



って言った社長は寝室の窓をガラッと開けて



「ぇえ!!」



窓の外に携帯を投げ捨てた


 

「大丈夫。向こう森だから」



いやいや、そういう問題じゃなくて……



「古都ちゃん。俺が加奈子と別れて他の女とも関係を切ったら俺の女になってくれる?」





「………ぇ?」