「なっ…いいです!責任は取らなくて結構です!!」 顔の前で手をバッテンにさせて俺がそれ以上近づかないように必死 「だって俺の責任でしょ?」 古都ちゃんの両手を掴んでバッテンを壊すと 「ひぃ」 なんて小さな悲鳴をあげた そんな怯えなくても…。 「何にもしないよ(笑)」 「だったら元の位置に戻ってシートベルトを締めて下さい」 「それはどーしよっかなぁ〜」 古都ちゃんをからかっていると 「もう着きますよ」 A社に着いた。