「失礼致します」 紅茶を持ち社長のディスクへと行くと 「ごめんね、これって俺のために作ってくれたんだよね?」 なぜか捨てたはずのお粥のタッパーが社長のディスクの上にあった 「いえ、違います。社長のお口には私の様な素人の作った料理は合わないと思いますし、まして食べていただくなんてとんでもございません」 そう言いながらサッとタッパーを手に取り 「これは何でもございません。」 給湯室のゴミ箱へ中身を開けて直接捨てた。