「また勝手に……」
「でも見るんでしょ? ――ハイ」
タマはDVDプレイヤーのリモコンをポチへ渡した。
「うん。……どうも引っかかるしね」
ポチはリモコンを操作した。
テレビには防犯カメラの映像が映し出される。
エントランスの映像である。
居住者らしき人、訪問者らしき人、管理人、セールスマン、郵便配達、宅配便、ほかいろいろ。
「――止めて!」
タマの鋭い声に、ポチは即座に反応した。
「ちょっと戻して――もうっ、戻しすぎ! ――そう、ここ!」
画面にはカメラに向いて映っている中年男性が一人。
「ねえ、この人じゃない? 飛び降りた鈴木さんって」
「――正解。なんで分かった?」
「オンナの勘」
「――で、本当は?」
「ちょ、もう少しノッてきてよ!」
「ハイハイ。――それで?」
ポチのそっけないリアクションに、タマは、
「――防犯カメラの方を向いているからよ」
と言って、頬を膨らませた。
ポチは首をかしげる。
「でも見るんでしょ? ――ハイ」
タマはDVDプレイヤーのリモコンをポチへ渡した。
「うん。……どうも引っかかるしね」
ポチはリモコンを操作した。
テレビには防犯カメラの映像が映し出される。
エントランスの映像である。
居住者らしき人、訪問者らしき人、管理人、セールスマン、郵便配達、宅配便、ほかいろいろ。
「――止めて!」
タマの鋭い声に、ポチは即座に反応した。
「ちょっと戻して――もうっ、戻しすぎ! ――そう、ここ!」
画面にはカメラに向いて映っている中年男性が一人。
「ねえ、この人じゃない? 飛び降りた鈴木さんって」
「――正解。なんで分かった?」
「オンナの勘」
「――で、本当は?」
「ちょ、もう少しノッてきてよ!」
「ハイハイ。――それで?」
ポチのそっけないリアクションに、タマは、
「――防犯カメラの方を向いているからよ」
と言って、頬を膨らませた。
ポチは首をかしげる。



