「や、だめ…」

んー、メグに"攻撃"はまだ早いか。

ま、メグだもんな。

「…そーゆーことです。"お姉さん"?」

園里みたいなセリフが聞きたかったってのも多少あるけど…

「だめ」が聞けたしいいとしようか。

俺は"お姉さん"の手を払って、メグにおいでと手招きした。

困ったように泣きそうな表情をしながらも、ノロノロと近づいてくる。

いい距離になってメグを抱き寄せながら、"お姉さん"には"営業スマイル"をプレゼント。