キモチワルイくらいの猫なで声を遮るようにして聞こえたのは、強気な声。 …もちろん正体は、園里とメグだ。 「おばさん、私の芹成に近づかないでよ。老いがうつる。」 「なっ!!」 園里さん、マジ男前っスね。 一瞬で"お姉さん"が芹成から離れましたよ。 …それに引き換え 「………」 メグは、涙目で無言の圧力。 誰を攻撃してんのか分かりません。 「あなたさぁ、この子貸してくれない?ちょっとだけ遊びたいの♪」