『やっぱり、その事を根にもってんじゃん。悪かったって。俺、真子見るとついつい苛めたくなっちゃうんだよな』

『ど、どういうことよ。な、なにドS発言してんのよ』



部屋の隅にあるカウンターに座り、はじめにずっと背を向けていた私が思わず、はじめの方を振り向くと

すかさず、唇を奪われた




『んんんーっ!!』

こんなキスでごまかれるかっつうのっ!!

離れようとしても、いつもみたいにしっかりと後頭部を押さえられ、どうにもならない…

もう…
職場じゃ僕とかって言ってる癖に…
おとなしい、真面目な佐藤主任の癖に…
普通の佐藤くんだったのに…

ダメだょ…
こんな
強引なキス

ずるいょ、はじめ…
私がこの強引なキスに弱いの知ってて…

『…はぁ…』

少し唇が離れた時に思わず甘いため息がでる

『真子…かわいいよ。上に行こう。俺、限界だよ。真子が欲しくて仕方ない…』

私におでこをくっつけながら切なげに囁くはじめ…








ズババババァーン!!
佐川真子!
完全に撃ち抜かれました~(・▽・)ゞ