『真子?まぁ~こ?まこちゃ~んって、いい加減機嫌直せよ』

『別に機嫌悪くなんかありません~っだ』

『じゃあ、こっち向けよ。真子の可愛い顔が見れねぇじゃん』

『どーぞ、無理に見なくて結構ですよ~』

『そんなガキみたいにいつまで拗ねてんだよ…』

『あれー?おっかしいなぁ。私随分と、精神年齢高いって言われるんですけどね~佐藤主任?』







私達は今、はじめのお母さんが経営するbarに来ている

しかも、何故かまたあのやたらと広いVIPルーム

何かもう慣れたよ

毎回、毎回…

つか、普通に店の方でいいじゃん





ここは最近、話題のイケメンbar

かつて、はじめも店に立っていた事もある

それに…

その事を偶然、私が知ったから今の私たちがあるようなものなんだけどね…