アラサーの彼女が女子ゲーにハマる理由(わけ)

『真子さん…この前はごめん。俺、大人げなかったよね。追いかけもせず、真子さん一人にして…』


『優太くん…』


『俺さ、真子さんより年下だろ?なんか、いつも焦っちゃうつーか、余裕なくて…こんなガキだと真子さんに嫌われるんじゃないかって…』


『優太くん、そんな事ないよ。私だって余裕ないよ。優太くん、格好いいし、優しいし…私よりもっと若い子の方がお似合いなんじゃないかなって…』


クスクス
クスクス…


二人で顔を見合わせて笑った


『結局、俺たち同じ事で悩んでるんだよね』


『そうだね』