アラサーの彼女が女子ゲーにハマる理由(わけ)

不意に声がかかった


『真子さん!いくよっ♪』


パチンッ


て優太くんが指をならすと園内の照明がつき、一気に明るくなった


『う、そでしょ…』


『嘘じゃないよ』


と言って手をまるで王子様の様に差し出してくれる優太くん


私は何だか悔しくて、顔が緩むのを一生懸命こらえながら、そっと手を重ねた


『さあ、姫。先ずはどちらから参りますか?』


と優太くん


『じゃあ…』