そんな中、俺たちは楽しむんだ。 歌を。 かなでの音を。 「こんにちはー!」 かなでの澄んだ声がマイクを通して、伝えられた。 緊張など一切滲み出ていないその声に、辺りが静まり返る。 ドキドキと、何故だか俺が緊張してきた。 本当に今さらだ。 「HELIOLITEです!初めましての方が多いと思います。私は岡本かなで、と言います。不束者ですが、どうぞ、よろしくお願いします!」