「よし。今から、俺の家に行くぞ」 そして、終業式が終わったその日から、地獄の日々とやらは始まりまる。 課題を行うための移動が。 嫌がるりんちゃんを引き摺るように引っ張るヒーローに、苦笑いしか浮かばなかった。 場所はヒーローの家で、そこで課題を行う。 なぜ、それぞれの自分の家ではないのかと言うと。 誘惑が多いからだそうだ。 特に、りんちゃんにとっては… ベースが近くにあるだけで、触りに行ったりと集中出来ないとか。