「はい…どんな事を書いたら良いのか分からなくて…」 俯き小さく呟く。 ふと、頭に大きな温かさを感じた。 そして、ぽんぽんと軽く頭を叩かれる。 まるで、小さい子どもを慰めるかの様に優しく。 それが、お父さんの手だと分かるのに、少し時間がかかった。 「あの…お父さ…」 顔を上げると、優しく目を細めたお父さんがそこに居た。 「かなでの心をそのまま写し出せばいい。それが、今、かなでの伝えたい事になる」