・.
・
「で、片桐に相沢が好きだって言っちゃった訳ね?」
「……ん」
特大カツサンドを頬張りながら頷いたあたしに、紗希は呆れたような視線をよこした。
「大丈夫なの? 片桐って鈴奈狙いだったはずなのにさ、おかしいと思わない?」
「んー、だっひぇそんにゃかんひひゃ」
「飲み込んでから話してよ。
本当に手助けするつもりなのかなあ。信じらんない」
「んー……、ぷは。
信じていいと思うよ。だってすごく真剣な顔してたもん」
お茶で流し込んでからしゃべる。
うん。
真面目な声で、真剣そのものだった。
疑えっこないよ。
「でも、なーんかすっきりしないんだよねー」
紗希は納得できないのか、廊下側の席にいる片桐くんにちらりと目をやる。
あたしもそれにならって、横目でちらっと片桐くんを見た。
片桐くんは他の男の子たちと笑って何か話している。
あたしたちの視線に気付いたのか、軽く手を上げたので、小さく手を振り返す。
「……あたしと別れてから、色々悩んだんだって。自分勝手だったと思ってるって言ったんだよ?
片桐くんがあんなに優しい言葉言えるようになるなんて驚いちゃった」
人って、優しいものだね。
何か今日はすごく落ち込んでたから、片桐くんの気遣いがじんわりと感じられて、嬉しかったな。
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「で、片桐に相沢が好きだって言っちゃった訳ね?」
「……ん」
特大カツサンドを頬張りながら頷いたあたしに、紗希は呆れたような視線をよこした。
「大丈夫なの? 片桐って鈴奈狙いだったはずなのにさ、おかしいと思わない?」
「んー、だっひぇそんにゃかんひひゃ」
「飲み込んでから話してよ。
本当に手助けするつもりなのかなあ。信じらんない」
「んー……、ぷは。
信じていいと思うよ。だってすごく真剣な顔してたもん」
お茶で流し込んでからしゃべる。
うん。
真面目な声で、真剣そのものだった。
疑えっこないよ。
「でも、なーんかすっきりしないんだよねー」
紗希は納得できないのか、廊下側の席にいる片桐くんにちらりと目をやる。
あたしもそれにならって、横目でちらっと片桐くんを見た。
片桐くんは他の男の子たちと笑って何か話している。
あたしたちの視線に気付いたのか、軽く手を上げたので、小さく手を振り返す。
「……あたしと別れてから、色々悩んだんだって。自分勝手だったと思ってるって言ったんだよ?
片桐くんがあんなに優しい言葉言えるようになるなんて驚いちゃった」
人って、優しいものだね。
何か今日はすごく落ち込んでたから、片桐くんの気遣いがじんわりと感じられて、嬉しかったな。



