むうー、と相沢くんから顔をそらしたまま、考える。
このままじゃ、主導権はがっちり相沢くんに握られたままな気がする。
ってか、どうも相沢くんには勝てない気がする。
どう考えても、あたしと相沢くんじゃ、
相沢くんの方が上手(うわて)だし。
あたし、これからずっと相沢くんに弱いまんまなのかもしれない。
いや、別に、そういうのにこだわってないし、それでも構わないんだけどさ。
でも、素直に負けっぱなしでいるっていうのもなあ。
「鈴奈」
相沢くんの声。
ほらね?
タイミング分かってて、優しい声音で呼ぶんだもん。
それに、昨日から相沢くんは名前で呼んでくれていて、
相沢くんの低い声で呼ばれる名前は、すごく気持ちいい。
こんなの、勝てる気おきないよ。
「……なによ」
「そろそろこっち向いたら」
首、痛いだろと付け足す。
このままじゃ、主導権はがっちり相沢くんに握られたままな気がする。
ってか、どうも相沢くんには勝てない気がする。
どう考えても、あたしと相沢くんじゃ、
相沢くんの方が上手(うわて)だし。
あたし、これからずっと相沢くんに弱いまんまなのかもしれない。
いや、別に、そういうのにこだわってないし、それでも構わないんだけどさ。
でも、素直に負けっぱなしでいるっていうのもなあ。
「鈴奈」
相沢くんの声。
ほらね?
タイミング分かってて、優しい声音で呼ぶんだもん。
それに、昨日から相沢くんは名前で呼んでくれていて、
相沢くんの低い声で呼ばれる名前は、すごく気持ちいい。
こんなの、勝てる気おきないよ。
「……なによ」
「そろそろこっち向いたら」
首、痛いだろと付け足す。



