好きなキモチ。





なぁちゃんと海に行った後、私は走った。


向かう場所はただ一つ。






翔太くんっ!


何回心の中で叫んだだろうか。



走っているから息切れがする。

汗もダラダラ垂れてくる。


本当は、こんな姿で会いたくない。

でも、会わなきゃ。





そんなことを考えていると、夏目先生の所に着いてしまっていた。