-翌日。


「遅刻だ------っ!!!」



おはようございます。


ただ今、学校へ超ダッシュしてます。



いや-、実は……


昨日の公園に出た妖を退治したと思ったら。



立て続けに妖が至る所に現れまして………。



で、寝たのが………午前の4時。



何時もなら、朝の7時に沙那が起こしてくれるんだけど…………



『神奈川の実家に用が出来た』って昨晩から留守にしてたのを、



………思いっきり忘れてて。



オマケに愛用の目覚ましが壊れてて7時に鳴らなかったという、嫌がらせみたいな事態が起こるし………。


(マンガかよ)



で、慌てて着替えて家飛び出して、今に至る。



「仕方ない、電車で……!!」



途中の駅に入り、切符を買って入口に入る。



家と学校の距離は、駅1つ分。


何時もなら、お金かかるから歩きで通うんだけど……



今は時間が惜しい……!!


『ただ今-、
○○行き-…』



急いで学校行きの電車に乗る。



私が入った途端、扉が閉まり動き出す。


は-………


なんとか間に合いそう………。



一息ついた途端、










--グイ!!









「うわ……!?」