気に入った物は片っ端から買ってくる夏希。おかげで俺の手のなかには紙袋でいっぱいだ。 ……ゆ、指、千切れる……!! 「夏希……。 そろそろ良くないか?」 「え。 まだ三時間しかたってない」 三時間……も、ね。 ……はあ、この様子じゃ、まだまだかかりそうだぜ。 俺は壁に寄り掛かりながら、 あることを頭に思い浮かべていた。