そう言ったジョセフに、俺もわらいかけながら、出発時刻が五時間後のチケット手に、走り出した。 ゼロから……いや、マイナスからのスタートだっていい。 ーーーーーーアイツに、あいにいこう。 ジョセフが調べたのか違うのか、はっきりとはわからないが。 偶然にも、取引先の所に恋那は居た。 恋那を見た瞬間、抱き寄せたい衝動にかられてしまったが、どうにかこらえる。 こんなとこで犯罪者には、なりたくないからな。