もう良かった。 バカでもなんでも良いから。 どうせなら早く。泣いてしまわないうちに。 ーーーーーーーアメリカに、逃げてしまいたくて。 岩戸先輩には事情を説明した。あいつの知り合いは、理解力のあるやつばかりで本当に助かる。 ……まあ、一発殴らせろって言われたけど。 そして俺達は、恋那を確認すると、静かに唇を重ねた。