後ろに居る光弥に、心臓の鼓動が聞こえてしまうんじゃないかって思いながら、おずおずと訪ねる。 だけど光弥は、黙ってるだけで何も言わない。 どうしたんだろう……? そう思っていると、ふいに触れあっていた光弥の温もりが消えて。 「俺、風呂入ってくる」 「う、ん……」 パタン、と虚しい音を立てて閉まったドアが妙に哀しくて、寂しくて。 求められるのは怖いのに、触れていたい、なんて。 _______ すごく、矛盾してるよね。