「痛いんだけど! 叩かないでよっ」 「お前が起きねーからだろ。 もうすぐ大学行く時間だけど」 そう言われて時計を見ると 本当にそのとおりだった。 「マジだっ!」 慌てて飛び起きて、 仕度に取りかかろうと リビングに行こうとして、 光弥に呼び止められた。 「おい、恋那」