「わがまま言ってごめんな?」 俺はいつになく素直な気持ちを…。 これも、惚れた女を初めて抱いたからか? 「絢、ちょっとごめん…」 「へ?」 抱きしめる腕を解いて 俺は机の引き出しから 包装された箱を取り出した。 布団からちょこんと顔を出す絢へ 「ん」 「え?」 「ほら」 驚く絢に優しく微笑んで頷くと 満面の笑顔で腕を伸ばした。 「開けていいの?」 「あぁ」 丁寧にラッピングを解いた絢は、