「なんで!?」 「優輝…今、やっと夢が叶えられそうでっ…優輝が夢をあきらめるのは、嫌だから…っ!」 優輝さんは小さいころからの夢だったというカメラマンという仕事をしていた。 最近ついに、海外にいくという噂も聞いた。 ―私は那月を見た。 那月、目が赤いし、隈がある。 きっと、すごい悩んで、泣いて、優輝さんのことを考えて― 出した答えがこれなんだ。