私と美空は、盡涛を見た。


夜空「あなた本当に、妖なの?」


盡涛は、首を左右に振った。


盡涛『おいらは、人間なのさ。しかし、妖として生まれて来ただけの半分人間で半分妖なんだ~』


夜空「じゃあ、自由に暮らすといいわ。行きなさい」


盡涛『このかりは必ず返すぞ~』


と言いながら盡涛は去って行った。