勇気「美空の事は、勇也にもう話しているよ。あの事以外はね」


あの事とは、陰陽師のことだろう。


勇也「あの事はってなんだよ!」


勇気「勇也には、まだ教えないよ」


まだって…


いつかは教えるってことじゃん…


美空「あ、もしかして、夜空の事を知ってたのって勇気に聞いてたから?」


勇也「あぁ。お前達の顔は知らなかったけどな」


美空「え、じゃあなんで夜空の事をお姉ちゃんって知ってたの?」


勇也「この前、帰り道に見かけて鞄に夜空って書いてたから」