美空「てことは、夜空が被害者ってことだよね?」


夜空「ていうか、今…学校の時間だよね?」


夜空は時計を見ながら言った。


あ、忘れてたー!!!


夜空「もしかして、忘れてた?」


美空「うん…。あっ、凛花に見せたいから一枚撮らせてね!」


夜空「え?」


携帯を出し、カメラモードにした。


夜空「ちょっと待って!」


カシャッ


夜空「美空~!」


夜空は、ゆっくりと近づいてきた。


美空「じゃあね!」


夜空が追いついて来ないように、ダッシュで学校に戻った。