?「おっ、やっと来たか!」


椅子に座っていた男の人が言った。


この声…


夜 • 美「雅ちゃん?」


雅ちゃんこと、静道 雅矢-シズミチ マサヤ-は、


私達、陰陽師の先輩なんだ!


美空「仕事ほっといて学校の理事長やってたんだ~」


雅矢「これも、立派な仕事だって!この学校を守る為に、理事長になったんだから!」


あ、そうだったんだ。


じゃあ、私達ここに来なくてよかったんじゃない?


雅矢「ん?どうしたー?」


美空「私達…意味ないじゃんかー!」


雅矢「急になに!?」


美空「仕事の為に来たのにー!」


夜空「雅ちゃんがいるなら、意味ないもんねー」


雅矢「仕事の為にここに来たの?」


夜空「うん」


それ以外で来る訳ないじゃん。


雅矢「夜空達のお父さんからは、休む為って聞いたんだけどなぁ」


夜 • 美「嘘!騙された~」


雅矢「でも、夜空達のお父さんは君達の事考えてくれてるじゃないか」


それもそうか…