夜空『夏、今学校前にいるんだけど…来てくれない?』


夏『まあいいけど…』


夜空『すぐ来て』


夏『おう』


ピッ


もしかしたら、夏も…感じなくなったのかもしれない。


だから、試してみるんだ。


もし、夏も感じなくなっていたら…


私は、どうしたらいいの?


空を見ると、雲1つなかった。


夏「夜空ー!」


夜空「夏、何か感じない?」


夏「んー、感じないけど?」


夜空「夏も、感じなくなったんだね」


夏「はあ?」


夜空「この近くに、妖がいるの。でも、空音と夏、美空は感じない」


夏「嘘…だろ?」


夏は、私の裾を掴んだ。