でも、こんな朝から妖が現れるはずかない!


空音「夜空、どうしたの?」


夜空「空音、妖が近くにいるの分からないの?」


空音「えっ?」


空音は、目をとじて、集中した。


空音「何も感じないけど?」


美空と同じだ…


空音も、感じたりしなくなったんだ!


夜空「空音、今日はもう帰っていいよ」


空音「なんで?」


夜空「空音も、感じなくなったんだ…」


空音「それって…」


私は、小さく頷いた。


空音「そんな!」


空音は、地面に座った。