夜空「夏!」


私は、ブランコに座っている夏に声をかけた。


夏「夜空…」


夜空「ここ好きなの?」


私は、夏の隣のブランコに座った。


夏「あぁ、ここ…なんか落ち着くんだ」


夏は、笑っていた。


夜空「夏、帰ろう。美空が心配してる」


夏は、そんなわけがないという顔をしている。


夏「美空は、そんな心配する奴じゃない」


夜空「人間って心配する時は、心配するんだよ」


私は、ブランコからおりた。


夜空「どしゃぶりの中帰るのは、風邪ひいちゃうから傘買いに行こう」


夏「あぁ」


私と夏は、近くのコンビニに行った。