楓sibe


楓「螺、そっち持って!」


螺「はーい」


今は、閉店の準備をしている。


シャッターを閉めた。


倉庫の鍵も閉めないと!


螺「楓ー!ここになんか落ちてるよ?」


私は、倉庫の中に入った螺を追った。


楓「なにかってなに?」


螺「これ!」


螺の手には、空色のシンプルな携帯があった。


これって、空音のだよね?


楓「螺、届けよう!」


螺「うん♪」


私は、携帯を開き、アドレス帳を見た。


夜空という人に、電話をすることにした。


夜空『もしもし?』


楓『あの、空音いますか?携帯落としちゃったみたいで…』


夜空『空音なら、今の時間寝てますけど』


寝てるのか~