楓 • 螺「バイバーイ!また来てね~」


私は、手を振り、家に帰ろうと走った。


その時、


ヒソヒソと聞こえる雑鬼の声がした。


雑鬼がいる?


私は、雑鬼が感じる所へ走った。


雑鬼は、私には気づいてないみたい…


私は、そろりと近づき話を聞いた。


「近頃ダーク様とやらが現れたらしい」


「なんだそのいかにもって名前…」


「仕方ねぇだろ!そうゆう“噂”なんだから!」


“噂”


その言葉が引っかかった。