空音sibe


私は、自分の部屋に行き、アルバムを見た。


椎気さん…



あの頃のあなたは、どんなに優しかったのでしょうか。


もう、あの頃のあなたは戻ってこない…


そう思っただけで、悲しくなった。


涙がポロポロと落ちていった。


遊園地に行った時に2人で撮った写真。


私の片思いだった。


椎気さんは、氷龍の総長になった。


ずっと陰陽師だったら、私達は付き合えたのかもしれない。