山気「なるほど」


私達は、美空の事を先に話した。


山気「それは、妖のせいかもしれない」


美空「妖がなんの為に?」


山気「かもの話だ。美空の霊力が無くなっているだけかもしれんぞ?」


夏「美空は、霊力が無くなっていっている?」


空音「え?」


山気「この話は、また今度にしよう」


お父さんは、立ち上がった。


夜空「お父さん、まだ話はあります」


空音「山気様、実は帰っている途中に忌厨が現れたんです」


山気「なんだと?!」


お父さんは、再び座布団の上に座った。