昼休み。



私は屋上でトシにそのことを話した。



「それは本当なのか?」



「うん。岬が冗談で言うとは思えないし、同じ中学の友達も言ってた…」



あの後、私は中学の友達にメールしてそのことを聞いた。



そしたら、友達も岬と同じことを言われた。



だから、このことは真実だ。



すると、トシは私を抱き寄せた。



「トシ?」



「身体、震えてるぞ」



私は無意識に震えていたらしい。