「そろそろ許してあげなよ、舞咲。土方さんの家族はそんなことを気にする人達じゃないし」 考えてみればそんな感じだな…、トシの家族…。 私は拗ねているのが馬鹿らしくなり、何度も謝って来るトシを許した。 「それより、何でこんな朝早くから学校にいるの?」 今の時刻は7:00。 昇降口は開いているが、生徒は誰も来ていなかった。 私自身もこの時間はまだ寝ている。 それより、他校の総司達が校内にいたらますぐない?