誰だろう…?? 暗かったので、なかなか見えない。 あたしは、ゆっくりゆっくり近づいた。 すると、あたしに気づいたのか、ベンチに座っていた人はあたしのほうを見た。 「愛…??」 聞いたことのある声。 あたしがこの声を聞いてわからないわけがない。 「律…??」 「やっぱり愛じゃん!!」 律は立ち上がって、あたしのところまで来た。 「どうしたんだよ、こんな時間に。何かあったのか??」