外泊して、気分転換もすれば、少しは気が晴れるかな…??


そんなことを考えていると…


「外泊届け??愛って外泊すんの??」


え…??


聞き覚えのあるこの声…


間違えるはずがない、この声…


大好きなこの声…


あたしは、振り返った。


「律…。」


すると、そこには何も変わらない、いつも通りの律がいた。


「おはよう、愛、江藤さん!!」


「おはよう、律くん!!律くんは外泊するの??」


「時期的にですからねー…。俺も外泊届け出すつもりです。家にも帰りたいし!!」


「そう。」


律も外泊するんだ…


…あれ??