「しかしこの制服というのはなんか変な感じがするな。 俺はやっぱり着物の方が…。」 「ダメよ、炎君。 学校に行くならちゃんと制服を着ないと。」 「はぁ…。」 「紗良様、利來様がおみえですよ。」 「あっ、ありがとう、志貴。 炎君行くよ。」 「あぁ。」 「炎君、紗良ちゃんを宜しくね。」 炎君は返事をして私の後を追った。