鬼慈志がいなくなった事ですっかりと邪気が消えた。 朔ちゃんをベットに寝かせ部屋から出た。 「紗良。」 「紗良さん! 娘は!朔は大丈夫なんですか!?」 「はい、邪気は祓いました。 今は眠ってますがじきに目を覚ましますんで安心して下さい。」 その言葉に黒田さんは力が抜けたように床に座りこんだ。